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05.02.03

O JUNプレスリリース

■ 作家名_O JUN
■ 展覧会名_未熟の人
■ キュレーター_仲世古佳伸
■ 会期_ 2005年4月8日(金)- 5月14日(土)

Open: 月~金17:00-20:00 土12:00-18:00
Closed: 日祝祭日

■ 会場_void +
107-0062 東京都港区南青山3-16-14#103
T. 03-5411-0336 F. 03-5411-0345
http://www.voidplus.jp

■ 出品作品_タイトル「此の人の東西南北」
サイズ: 171cm X 121cm X 2点
素材: 紙に顔料、鉛筆、鉄、ガラス
■ 企画・プロデュース_株式会社アゾーンアンドアソシエイツ
■ 協力_ミヅマアートギャラリー

■ お問い合わせ先_void+ 小椋
107-0062 東京都港区南青山3-16-14#103
T. 03-5411-0336 F. 03-5411-0345 E. ogura@azone.co.jp
http://www.voidplus.jp


この度、南青山にオープンするコミュニケーションキューブvoid+の企画Vol.1として、キュレーターに仲世古佳伸氏を招きO JUN -未熟の人 展 を開催いたします。

O JUNはミヅマアートギャラリーを中心とした個展、グループ展にて作品を発表している、現在進行形で活躍中の美術家です。近年の代表的な大規模個展としては、約100点の平面作品を出品した2002年の国立国際美術館(大阪)での展覧会があげられます。

O JUNはこれまで身のまわりのものである靴下や、校章、コップなどを、グアッシュ、クレヨン、鉛筆などを使い、余白をいかした独特のタッチで描く、極めて日本的抽象画と呼べるような作品や、「沿岸図」「彼女の軍隊」など、社会と制度、歴史をテーマにした問題作も制作しています。
O JUNは、個であることを深く認識した上で、身のまわりからじっくりと静かに、そして確実な歩みをもって世の中の矛盾に挑んでいる数すくない美術家のひとりです。そのイメージはけっして直接的な表現で作品に現れるのでなく、時には解読困難、逆説的な表現で鑑賞者に挑戦をしかけてきます。
しかし、その根底にはLove and Peaceという自明の精神構造が潜んでいるように思えます。

今回O JUNは、マルキ・ド・サドの悪徳と淫蕩の人生に触発され、独自のイメージと解釈に基づく新作に挑みます。

9.11に始まる、21世紀のカタストロフィーの連鎖も、監禁の場所から見た、不完全な悪しき世界への、サドの肉声が展示する「自然」であるように思えます。

本展では、マルキ・ド・サドの世界像を“風景”という視点で描く、O JUNの新作絵画を展示します。この作品は最終的に一枚の絵を一つの単体として18~20点の連結の形式をとるもので、今展に出品されるのはその内の最初の2点です。全体のテーマは風景画ですが、今展には人物と静物を描いた2展組の絵画を展示する予定です。
また今回は作家とキュレーターが対話を繰り返し、共に作り上げていく、物語的特徴をもった展覧会でもあります。

<キュレーターの意図>
ものごころが付いたときから“美”に関わることを宿命と考えている、東西南北の方位にうとい方向音痴の“ボク”が、たまたま道の途中で出くわした「風景」(それが今回のO JUNの風景画です)を見て、ある種の“決心”を感じるという、ひとりの架空の観照者(=鑑賞者)のハナシを軸にした実験的なキュレーションを試みます。作品をテキストが解説するという定型のスタイルを無視し、作品と言葉とが相互に入り込み、何か事故に遭遇したときの不安定な心情のようなものを下地に、時代の未熟さといったものを目撃できないかというのが今展の意図です。 - 仲世古佳伸

[ カテゴリー:Press Release , Exhibitions , O JUN - 未熟の人 ]

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