void+ ,T&S Gallery 2会場での同時開催です。
“ …Je vais t’expliquer pourquoi le cheval a peur des papillons en forêt… ”
(どうして馬は森の中で蝶を恐れるのか君に説明しよう。)
- 作家名_Hans Benda ハンス・ベンダ
- 展覧会名_les araignées sous ton fauteuil(蜘蛛は君の肘掛け椅子の下にいる。)
- 会期_2007年8月4日(土) — 8月25日(土)
- プレビューパーティー_8月3日(金)19:00-22:00
- open:月~金17:00-20:00 土12:00-18:00
- close:日祝祭日
- 会場名_void +
107-0062東京都港区南青山3-16-14#103
T. 03-5411-0336 F. 03-5411-0053 - 展示作品_絵画作品 5点(油彩、木)
T&S Gallery
■展覧会名_les cles du paradis(楽園への鍵)
■会期_2007年8月4日(土) — 8月25日(土)
*クロージングパーティー_8月25日(土)18:00-20:00
■会場名_T&S Gallery
〒152-0023 東京都目黒区八雲 3-23-20
TIME & STYLE HOME内
T. 03-5731-7023 F. 03-5731-7024
http://www.timeandstyle.com
open:月~金11:00-19:00. 土日祝日11:00-20:00
close:8月15日(水)
■展示作品_絵画作品 11点(油彩、キャンバス)
プレス用画像をご用意しております。お気軽にお問い合わせ下さいますよう宜しくお願い致します。
<各会場、展覧会に関するお問合せ>
void+ 小椋
107-0062東京都港区南青山3-16-14#103 T. 03-5411-0336 F. 03-5411-0053
E. ogura@azone.co.jp URL. http://www.voidplus.jp
T&S gallery 御殿谷
152-0023東京都目黒区八雲3-23-20 TIME & STYLE HOME内
T.03-5731-7023 F.03-5731-7024 URL.http://www.timeandstyle.com
E. mitonoya@timeandstyle.com

Celtic Glasgow 2007油彩,木28.8×19.5cm

Chroma 2006 油彩,木 101×100cm
報道関係者各位
拝啓 時下益々御清祥の事とお喜び申し上げます。
この度、void+ T&S Galleryの2会場でHans Benda ハンス・ベンダ(ドイツ人、ベルギー在住)による“ …Je vais t’expliquer pourquoi le cheval a peur des papillons en forêt… ”(どうして馬は森の中で蝶を恐れるのか君に説明しよう。)を開催致します。
画家であるハンス・ベンダは、現在ベルギーと日本で制作しています。今回は上記メインタイトルのもと
void+では、les araignées sous ton fauteuil(蜘蛛は君の肘掛け椅子の下にいる)T&S Galleryでは、les cles du paradis(楽園への鍵)と異なるタイトルではありますが、双方からのアプローチにより彼の作品全体を読み解く面白さを備えています。
void+では人物画(木板に油彩)、T&S Galleryでは風景画(キャンバスに油彩)が中心となります。
謎めいたフランス語のタイトルはいったい何を意味するのでしょうか。
日本初の本格的なハンス・ベンダの展覧会となります。是非この機会に貴誌にてご紹介戴きましたら幸いに存じます。何卒宜しくお願い申し上げます。
敬具
void+
Hans Benda ステイトメント
- 『肖像画』と『風景画』- 私の作品について
肖像画のような作品は、肖像画ではありません。私は絵画を描く前にまず写真から作業を始めます。(写真は見つけたものや、自分で撮影したものですが、それでも『肖像画』にはなりません。)
このような素材を使ってコラージュを作ることで絵画として成立するイメージや、アイデアを探ます。(つまり、絵画は写真よりもさらに踏み込んだものになります。)
このようなことから、私には『キッチュ』の傾向が見られます。もしかしたら、それはキッチュが言語上の皮肉を視覚化させたものだからなのかもしれません。『真実』は卒直に語るよりも皮肉な表現をしたほうが伝わりやすい、という現象もあります。
上手くいくと、ある時点で絵画が『立ち上がり』、どの方向へ進みたいのかを私に示し始めます。その瞬間を迎えたら写真資料を片付け、ただ絵画の示すままに従います。そこから全く違う方向へ進む場合もよくあります。
絵画作品は、私が「手を加えることができない」と感じたときに完成となります。(つまりそれは、この作品の影に私が隠れられるようになったとき、私の解説をもはや必要としないとき、鑑賞者の視点で満たされるべく空っぽになったとき、などです。)
私の作品に対する分析的な解釈(モダニズムの図像解釈など)はあまり気にしていません。私にとって作品は、ある種のフェティシズムなのですが、「アートの境界線の裏にある隙を突く」ことがたまにあるようです。(多くの画家がそうであるように、私はアートよりも絵画に興味があるのです。)
風景画のように見える作品は、風景画ではありません。
風景画のほとんどは完全なる創作です。『パターン』(水平線、木、暗めの前景、空など)によって組み合わせるので、仮想空間『セカンドライフ』のために風景を制作するプログラマーとあまり代わりがありません。風景画のようなものになったと私が納得したとき、作品は完成となります。もちろんこれにはキリがありません。少なくともヤン・ファン・エイクやハンス・メムリンクのように、いつまでも制作し続けることもできるのです・・・
重要なのはある構造を創り出す、あるいは表現することです。しかもちょっとした間違いのある・・・!
そうすることで絵画は警報として、またはいわゆる力強い絵画として成立するのです。
一例をあげるとすれば、つまりこのようなことになります。「なぜ、500kgもある馬が蝶を怖がるのか?」
答えは、「このちょっとした間違いのせいで、森の構造を『読み解く』ことがこの馬にとっては生死をかけた問題になるから」です。(この間違いには、虎の存在が暗示されています。虎が見えたら、それはつまり手遅れで、死んでしまうのです・・・!)
私達が望むような賢さよりも、私達はこのような作用やこのような脳の性質の方に近いところにいるのです。真正面から直視する構図は、未だに警戒心を感じさせます。それは遥か昔に、先祖が瞬時の判断を下さなければならなかったことを脳が記憶しているからです。「自分には、どの程度注目に値するのだろうか、セックスの相手だろうか、それとも晩御飯にされてしまうのか?」
このように書くと少々奇妙に思われるかもしれませんが、私が固く信じている興味をそそる仕掛けがあります。攻撃と防御の間の振幅です。
どのような作品を描いているのかと聞かれたときは、冗談半分で次のように答えています。「芸術の二大クリシェをテーマにしています。エロチックな女性の肖像画と風景画です。」
これは間違いではありません。説明としては不十分ですが、ある程度は本当です。
私が絵画にこだわるのは、デジタルや光化学的なプロセスでは、最初あるいは最後の決断、つまり『最終的な表面』しか表現することができないからです。それとは逆に、油絵はいくつもの層が重なり、その作品が生まれた瞬間からの思い出や過程の記録を留め、見せられるのです。
二次元画像において、これよりも優れた手法はいまだに発明されていません。いくら批評家や哲学的アーティスト達が、絵画の可能性が単色画としての白いキャンバスまで表現されてしまったのだから、絵画は終わりを迎えたのだ、と言っているとしても。
素晴らしいことです・・・!私にとって絵画の終焉とは、絵画用語がついに完成し、それを自由に利用して思うままに描くことができるようになった、ということなのですから。
2007年 ハンス・ベンダ、 ベルギーのベルビエにて
Hans Benda
*1960 Berlin
1982-87 Akademie der Bildenden Künste Karlsruhe /Germany
ebt und arbeitet / lives and works in Verviers /Belgium & Misaki Machi / Japan
Ausgewählte Einzelausstellungen / selected Solo-Exhibitions
2007 “Chroma” Galerie S., Aachen
2006 “Prussian Pink Spice” m.y.art prospects, New York
2004 “Le Vertige” Stephan Marquart + Gallery, Brussels
2004 “Kissing The Ground” m.y.art prospects, New York
2004 “Along The Rivers” Goethe-Institut (german cultural institut)Dhaka, Bangladesh
2002 “The Seven Secretaries of Radio Atama Verviers” m.y.art prospects, New York
2000 “Distractions pour Mammifères” Galerie Fiebach-Minninger, Cologne
2000 “Sanpo” Soko Art Gallery, Tokyo
2000 “Damniosa Hereditis” Galerie von Tempelhoff, Karlsruhe
1998 “The Empty Frame Of Reason” Gallery Den+Floor2, Tokyo
1997 “Tryptichen” Galerie Hilbur, Karlsruhe
1994 “Coincidentia Oppositorum” Rainer Scheerer, Cologne
1993 “Neue Bilder” Galerie am Stadtmuseum, Düsseldorf
1992 “Bilder & Collagen” Führungsakademie des Landes Baden-Würtemberg, Karlsruhe
1992 “Central European Time” Galerie Roswitha Tittel, Cologne
Ausstellungen zusammen mit / a colaboration-work-project with O Jun, Tokyo
2003 “Tenki” (the weather) Mizuma Art Gallery, Tokyo
1998 “Umi To Yama” (the sea and the mountain) Soko Art Gallery, Tokyo
1997 “Hans No Niwa (Hans’ garden) And The Garden Of O Jun”Galerie Fiebach-Minninger, Cologne
1996 “Hans No Niwa (Hans’ garden) And The Garden Of O Jun”Gallery Den+Floor2, Tokyo
Ausgewählte Gruppenausstellungen / selected group-exhibitions
2006 “Nature Morte” Badischer Kunstverein, Karlsruhe
2006 Ankäufe des Forschungszentrums Karlsruhe EnBW, Karlsruhe
2005 “10th Aniversary” Mizuma Art Gallery, Tokyo
2001 “Young Germans” Yves Hoffmann Gallery, Paris
2001 “The Drawing Show” m.y.art prospects, New York
2001 “S(h)itting In The Mirror” Mizuma Art Gallery, Tokyo
2001 “Love You Always / Love You All Ways” Damasquine Art Gallery, Brussels
2000 “Zukunft Malerei ?” Galerie von Tempelhoff, Karlsruhe
1999 — Galerie Fiebach-Minninger, Cologne
1998 “Bildwechsel 2″ Städtische Galerie Karlsruhe (Museum), Karlsruhe
1998 “Morphe 98″ Project of Tokyo-Aoyama-Galleries and the Region of Ise-Shima
1996 & 1997 — Westbeth Gallery Kozuka, Nagoya
1996 “2 Künstler Aus Deutschland” Shiseido Art Space, Ghinza /Tokyo
1995 “2 Künstler Aus Deutschland” Shiseido Co.,Düsseldorf




